病気のサイン?性病に感染した際に「おりもの」に出る症状

 

女性の性器から放出される「おりもの」。このおりものが臭ったり、色が変色したり、量が増えた場合などは性病への感染が疑われます。おりものと性病の関係について、各種性病に感染した場合のおりもの症状を交えながらご紹介していきます。

1.おりものの仕組み

女性器から放出される「おりもの」。このおりものというのは、子宮や膣からの分泌物、また子宮や膣内に溜まった汚れや雑菌が混ざり合った体液です。健康な身体の場合であっても、汗などと同じ様に一定量は定期的に放出されます。健康な身体の場合は、おりものの色は無色透明で無臭となります。(但し年齢や食生活などで変色や臭いをやや発する場合あり)これが性病に感染した場合、おりものの匂いは臭くなり、色は変色し、量も増える事となります。これは、子宮や膣内に感染した性病菌を体内から押し出すために、身体が抵抗をしているためです。子宮や膣内に害となる雑菌が入り込んだ場合、身体は子宮や膣内を清潔に保つべく、おりものでその雑菌を押し出そうとします。なお性病に感染してしまっている場合は、たとえおりものが多量に放出されてもそれで雑菌が洗い流せ自然治癒出来る訳ではありません。おりものはあくまでサインとして捉え、性病の治療は医師の指示の下、適切な方法で進める必要があります。

 

2.性病毎のおりものの症状

次に性病感染時におりものに出る症状を、各性病毎に紹介していきます。

 

クラミジア感染症

おりものの量が増え、色が白もしくは黄色っぽくなり粘り気を伴います。膿が交じる事もあります。臭いは余り変わりません。

なおクラミジアは感染しても8割の方が無症状ですので、症状が出ない事の方が多いです。

 

・淋病

上記のクラミジアと症状はほぼ同じです。

 

・細菌性膣炎

おりものが黄緑色の様になり、鼻につくような異臭を放ちます。症状が長く続くのも特徴的です。

 

・子宮頚管ポリープ

おりものが、橙色やピンク色に変色します。血が混じる事もあります。匂いは余り放ちません。

 

・膣カンジダ症

白いカス状の物質(酒かすの様なもの)がおりものに混ざります。また性器を触ると痒み、痛みが伴います。

 

・トリコモナス

おりものが粘り気のある白い泡の様になります。また生臭い匂いを伴います。

 

以上が性病に感染した場合におりものに出る症状です。なお性病に感染した場合でも100%この症状がでる分けではなく、性病に感染していても全く症状を伴わない方ももちろんいます。

3.性病に感染していない場合も変化する

おりものは性病に感染していなくても変化する場合があります。生理期は、おりものの量は増え粘り気がでる、血が混じり普段より匂いを伴うのが正常です。生活リズムが乱れていたり偏った食生活生活をしているとおりものの量が増えたり匂いを伴う事もあります。また年齢によりおりものの量や粘り気が変わる事もあります。(20~30代頃はおりものの量は増えるのが正常と言われてます。)この様に、たとえ性病に感染していない場合であってもおりものが変化する事もありますので、おりものに異変があったら絶対に性病に感染しているという訳ではありません。